〒459-8001 名古屋市緑区大高町鶴田167-2
JR東海道本線 大高駅から徒歩5分
当施設の特徴についてご紹介します。
代表者は、日本福祉大学を卒業後、社会福祉協議会、病院や介護老人保健施設のソーシャルワーカー、介護支援専門員等を経て2003年に有限会社 和おんを設立。これまで30年以上にわたって社会福祉の相談業務に携わっています。
デイサービス木の香の管理者は、保育士、介護福祉士、介護支援専門員の資格をもち、短大で社会福祉を学び介護老人保健施設、認知症高齢者共同生活介護(グループホーム)、小規模デイサービス、認知症対応型デイサービスで介護職員、介護リーダー、生活相談員、管理者(現職)として認知症介護の経験を深めました。また、名古屋市認知症介護指導者として、認知症の方の理解や認知症介護について地域での啓蒙にも取り組んでおります。
介護職員は、厚労省指定 名古屋市認知症介護実践研修の実践者研修を修了しております。
認知症の状態は、健康状態の変化や生活環境などに大きく影響をされます。また、認知症の状態は多くの場合、急に進行することはないと言われています。逆に言えば、急に進行した、或は悪化したように見える時には、認知症の原因疾患(例えばアルツハイマー病やレビー小体病など)の悪化というよりは、脳梗塞など血管性の疾患や持病の悪化、飲んでいるお薬の影響・一般的な体調不良(風邪や脱水などの身近なものも含む)など、思わぬことが影響していることもあります。健康面については主治医へ早めにご相談いただけるよう助言をさせていただいています。また、生活しやすい環境を整えることで、認知症になっても安心して過ごせるよう、ご家族様と連携をとらせていただいています。 デイサービス木の香のご利用中は、バイタルチェックを午前・午後の2回行い、万が一の体調の変化にもできるだけ早く気づけるよう配慮しています。また、脱水や感染症の予防にも努めています。
職員は、ご利用者お一人おひとりの声に耳を傾け、できるだけお気持ちに添えるよう心掛けています。そして、ご利用者どうしが、それぞれ会話を楽しみやすいような関係づくりを大切にしています。また、ご利用される方々は、気持ちを理解し共感しあえる仲間や職員がいるので安心してゆったり過ごすことができ、ご自分の思いを自由にお話することができるのではないかと思います。 みなさんで、ゲームをしたり何か作ったりします。時には、うまくいかない事もあります。そんなとき"ちょっとくらい大丈夫!""なんにもおかしくないよ!"と笑い合える仲間がいると、緊張や恥ずかしい気持ちが軽くなります。笑顔になれます。そういった瞬間・瞬間の積み重ねが、仲間としての信頼関係作りにとても大切だと思っています。
ご自宅に帰られて、「今日、何をしてきたの?」と聞いても覚えていないかもしれません。けれど、覚えていることが重要ではなくて「みんなと一緒に過ごして楽しかった!」という、充実した心地よい思いや経験を心にたくさん詰め込んで「またね~」と、ご挨拶ができたらいいな~と思っています。